天然香料を尊ぶ香り『MATIERE PREMIERE』
“天然香料がもつ美しさを、オルガン(調香師の作業デスク)からそのまま届けること”
そんな理念を掲げスタートしたフレグランスハウス『MATIERE PREMIERE(マティエール・プルミエール)』
創業者は、パリとグラースを拠点に多くの名作フレグランスを手掛けてきた調香師オーレリアン・ギシャールです。
グラースで8代続く調香師家系に生を受けたオーレリアン・ギシャールは、大御所の調香師である父と彫刻家の母から、創作の厳しさと共に楽しさを学びました。
そして、グラースでジャスミンとローズの栽培を手掛けていた祖父母や、その周りの植物に関わる人々。父のもとに集う調香師たち。
多くの香りと香りに携わる人々に囲まれ、幼少期から天性の感覚が身に付いていたのでしょう。
そんな彼も、はじめは調香師の仕事につくとは考えておらず、イギリスに留学し、政治学、経済学、社会学の学士も獲得しています。
違う文化と出会うことの大切さを理解している彼にとって、海外で学ぶこと、違う感性の人々と出会うことは必要なプロセスだったのです。
その後、世界最大の香料メーカー「ジボダン」が運営する調香師養成学校を卒業し、調香師として活躍していく中でも、人々との出会いと繋がり、多様性は彼のインスピレーションの源となっています。
ムスクやネロリ、サンダルウッドなど香水の象徴的な香りをテーマに、オーレリアン・ギシャールの感性により仕上げられた作品たち。
その全ては、美の世界が眼下に広がるグラースのアトリエで一貫して創作されています。
グラースだけでなく、世界各地から最高品質の原材料を駆使し創作された香りは、軽やかでいて奥深く、長く肌に残るのも特徴です。
また、原材料の調達の際も各生産者と強固なパートナーシップを築き、地域社会の再生を支援し続けています。
そして、オーレリアン・ギシャールの天然香料への強い思いから、自身でもグラースに有機農園を設立。
調香師では唯一、世界の香料に使用されるローズのうち1%しか生産量のない希少なローズ『ロサセンティフォリア』を所有しながら創作しています。
農園では、殺虫剤や除草剤などの化学合成農薬を使わないオーガニック農法や、バイオダイナミック農法を導入。土づくりから収穫まで自然のサイクルを大切にし、すべて手作業で行われ、廃棄物は一切出しません。
こうして育てられたロサセンティフォリアのアブソリュートには、贅沢を極めた自然が満ちているのです。
香りに生き生きとした美しさをもたらすという理念と進撃に向き合って創作された、マティエール・プルミエールの香りたち。
繊細かつダイナミックな香りは、天然香料の美しさを感じるとともに意外性に満ちています。
想像を遥かに超えてくる美しい変化は、きっと香り好きのアナタを虜にすることでしょう。
個性と品格。
その二つを同時に纏う感動を、ぜひご自身の肌でご堪能ください。
MATIERE PREMIERE
PHAETON FRAGRANCE LONG BAR