BORNTOSTANDOUT

2020年ソウルで創業したBORNTOSTANDOUT(ボーン トゥ スタンドアウト)は、「韓国らしさ」と「韓国的でないもの」の価値を掛け合わせた新進気鋭のフレグランスブランド。日本の文化や感覚にも共通する儒教をベースとした韓国の思想に反して「欲望」を解放するという挑発的なコンセプトで、悪びれることなく完璧なフレグランスへとまとめ上げています。

無意識のうちに社会的に正しいとされた固定概念の中で生きることで感じる安心感。 この古典的な儒教思想の生き方を強制することは、個人から肉体の充実感を求める余地を奪い自分らしさを受け入れることを妨げることになります。ジェンダーレスな未来を信じ社会の常識に反抗するBORNTOSTANDOUTは、香りを纏う人が心と肉体の充実感を埋めながら自由な思想を強くし、幸福感や生きている実感を促すプロダクトなのです。

香水瓶は、伝統的な朝鮮白磁を再解釈したデザインで、ピュアなイメージのボトルが「欲望」を浮き彫りにするというもの。それぞれの香りは、フランク・フォルクルやダフネ・ブジェ、そしてグルマンノートの先駆者であるオリヴィエ・クレスプなど錚々たる調香師たちの優れた鼻と感性で、全ての人間がニュートラルに香りを纏えるよう美しく仕立てられています。

欲望とは生来、私たちの中に潜んでいるもの。社会の常識は禁欲的な生き方を賞賛して、私たちを無意識に縛ります。 人間が当然持っている本能から生まれる欲望を否定するのではなく、その本能によるエネルギーとそれをコントロールする理性をうまく機能させて欲望をあるがままに受容すること。

ー人間の本来的な性質である
  欲望は汚れたもの。
  時々わいせつなもの。ー

これは儒教の価値観である「仁義礼智」にある偽りの意識への暗喩です。伝統ある白磁を再解釈した実験的な試みでBORNTOSTANDOUTは、社会に抑圧されているテーマを強調します。


【SUSTAINABILITY】
サスティナブルラグジュアリーの最先端をいくBORNTOSTANDOUTのヴィーガンフレグランスは、生態系の維持と生物の多様性に必要な植物を大切にするため、動物性香料、持続可能性に懸念のある植物性香料は使用しておりません。有毒なアレルゲンを含むエッセンシャルオイルは処方せず、アブソリュートやエキゾチックなスパイスなど天然香料を最大限に駆使しています。構成されるグリーンケミストリー(有機合成香料)のプロファイルは、環境の責任を果たすためのエシカルな配慮。ベースとなるアルコールは、有機トウモロコシ由来の肌に優しいものを使用しています。